上野三碑ユネスコ「世界の記憶」登録記念
多胡碑 羊太夫の燈火

上野三碑の一つ「多胡碑」にまつわる羊太夫伝説をもとにしたオリジナルの舞踊を上演。日本舞踊家・藤間信乃輔が和洋の楽器とともに迫真の舞を披露します。

日時: 9月14日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場: 高崎シティギャラリーコアホール
出演: 藤間信乃輔、豊剛秋(雅楽、笙)、太田豊(雅楽、龍笛、おりん)、林恒宏(朗読)、ルドビート・カンタ(チェロ)
チケット: ¥3,000(全席指定)
※未就学児は入場できません。
一般発売: 7月12日(木) 10:00
プレイガイド:

高崎市文化施設窓口
高崎市文化施設窓口(窓口販売のみ)

高崎財団
高崎財団ホームページ(発売日のみ13:00より販売開始)

  • チケットぴあ Pコード:123-548
  • e+(イープラス)
  • ローソンチケット Lコード:31819
お問合せ: 高崎音楽祭事務局 TEL: 027-322-9195

紫派藤間流 藤間信乃輔

紫派藤間流 藤間信乃輔

8歳より藤間勘紫乃師より日本舞踊を学ぶ。
平成6年家元藤間紫師より藤間信乃輔の名を頂き、平成9年師範を許される。
日本舞踊を中心に様々なジャンルとのコラボレーションを意欲的に取り組みながら東京歌舞伎座、国立劇場をはじめ国内外の舞台に多数出演。NHK地上波開局記念番組で東儀秀樹氏と共演。
平成21年伝統と現代を結ぶ「和こころ舞DVD」を発表。
精力的に活動する中、被災地への訪問、支援活動を継続している。平成20年より島根県松江市「松江武者行列」を振付、指導する。
同年より石川県白山市・福島県会津若松市にて田に感謝する祭り「古に新あり田想い感舞」を継続している。高崎市では徳明園洞窟観音にて「悠久の魂」5年間継続。その後、高崎音楽祭に出演している。
平成27年宮本亜門氏演出の上賀茂神社ご遷宮奉納舞踊劇「降臨」に出演。石川県、福井県、東京都、に稽古場を開設。
平成29年白山山頂にて開山1300年記念の映像「光求むる100年の舞」を企画・出演。近年は、舞台演出や映画に出演するなど活動の場を広げている。
各地で日本舞踊の指導をする中、石川県・福井県の保育園での舞踊指導、京都造形芸術大学の講師を勤める。
本年は、インド・韓国でも公演が予定されている。
平成26年白山市文化賞受賞
いしかわ観光特使・加賀友禅特使・島根県松江観光大使

豊剛秋

豊剛秋

1000年来、代々 笙を家業とする豊家に生まれる。
宮内庁式部職楽部楽師。笙、歌、舞、琵琶の他、ピアノ、ヴァイオリンも修得。
宮内庁楽部楽師養成課程(7年間)終了。早稲田大学社会科学部卒業。
古典演奏の他、クラシックやジャズ、そして自身が最も敬愛するブラックミュージックとの融合等、雅楽の可能性を追求する活動にも意欲的に取り組んでいる。

太田豊

太田豊

音楽家・雅楽演奏家
雅楽演奏家として笛・琵琶・左舞を専門とし、国内外での雅楽公演に出演。笛・左舞を元宮内庁式部職楽部首席楽長安齋省吾氏に師事。
また音楽家としてAltoSax、Guitarなど様々な楽器を用いて舞台芸術のための音楽を制作し、多種多様なアーティストと共演。
その他、仏具「おりん」による北陸新幹線新高岡駅発車メロディーの制作など、和洋のハザマで多岐に渡って活動している。東京藝術大学邦楽科卒業。

林恒宏

林恒宏

語り手・音声言語指導者 株式会社「研声舎」代表。北陸を中心にテレビ・ラジオ番組、CM等のナレーションで活躍中。音声学講師の磯貝靖洋氏(Vocal Arts Service Center代表 本部東京)に2002年より師事し、本格的に「声とことば」の勉強を開始。2013年、東京「声とことばの磯貝メソッド®」の正講師となる。また、ビジネスマンに向けたセミナーや地元の小・中学校、高等学校でのワークショップ等も多数行っている。出演舞台は、寺院や能楽堂での「林恒宏の独り語りシリーズ」等多数あり。
上質な「語り」の道を究めるため、現在も研鑽中。

ルドヴィート・カンタ

ルドヴィート・カンタ

スロヴァキア共和国出身。プラハ音楽アカデミーにて、元チェコ・トリオのS.ヴェチトモフ教授に師事。アカデミー在学中にスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の第1ソロ・チェリスト・コンサートマスターに就任。1990年から2018年3月まで、オーケストラ・アンサンブル金沢の首席チェロ奏者を務め2018年4月退団と供に名誉楽団員の称号を与えられる。H=O・ベートーヴェンコンクール第1位、プラハの春国際音楽コンクールで第2位と同時に、審査員全員一致で、チェコ・スロヴァキア文化庁特別賞を受賞。その他数々のコンクールで上位入賞。オーケストラはもとより、ソリスト、室内楽奏者、指導者としても高く評価されている。邦楽とのコラボも数多く行っており、観客を魅了している。11年6月には来日20周年を記念しての公演で、マルティヌーのチェロ協奏曲2番を日本初演、またドヴォルザークの協奏曲も同時に演奏し、大絶賛を得る。CD録音も数多く、“ハイドン・ボッケリーニ:チェロ協奏曲”(NAXOS)は、ジャズ調のカデンツァで有名で、発売より30年余りたった今でも世界各地で人気が高い。来日後は多くのソロCDをリリースし、“コダーイ等無伴奏チェロ作品集”、“メロディーズ”(avex)、“バッハ:無伴奏チェロ組曲全集”(PANU)は、レコード芸術誌で特選盤に、“ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集”は準推薦盤に選ばれている。10年、「岩城宏之音楽賞」を受賞、12年、日本での活動に対し、在日スロヴァキア人として初めてスロヴァキア外務省より大統領立ち会いのもと「金メダル」を授与された。バッハの無伴奏チェロ組曲全曲やベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲を一度に演奏、またチェロを演奏して50年の記念に15年8月、立山頂上3003mの雄山神社にて奉納演奏を行うなど、常に様々な可能性と自己の向上に挑戦している。その内面から溢れ出る品格と音楽性は、聴く人を魅了する。趣味は、空手(2段)、登山、写真