奈良・正倉院の収蔵品は、歴史上、日本が初めて国際化した時代の息吹を伝えます。なかでも、朝鮮半島や中国大陸を遡ってアッシリアにまで至るルーツを有する楽器は、世界に類のないコレクションとして現存します。この公演では、国立劇場を中心とした取り組みにより、千数百年の眠りから甦った楽器たちの響きに触れ、古代に想いを馳せるひとときをお楽しみください。
日時 | 2022年10月2日(日) 午後2時 開演(午後1時15分 開場) |
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会場 | 高崎芸術劇場 音楽ホール |
出演 | 星筐の会:東野珠実、谷内信一、中村かほる、三浦礼美、中村華子、伊崎善之、野田美香、鈴木絵理 |
曲目 | ・東野珠実/箜篌と笙のための「星筐III」 ・芝 祐靖/正倉院復元楽器合奏により ・敦煌復元曲「伊州 急曲止 急胡相問」ほか |
協力 | ・独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場) ・龍鳴舎 ・一般社団法人 伶楽舎 |
チケット | 4,000円(全席指定) 一般発売 7月28日(木) 午前10時 *高崎芸術劇場チケットセンターでの電話受付(☎321-3900)は7月29日(金) 午前10時〜、 同センターと市文化施設の窓口は7月30日(土) 10時〜 *未就学児は入場できません |
プレイガイド |
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お問合せ | 高崎音楽祭事務局 TEL: 027-322-9195 |
東野珠実
高崎女子高等学校、国立音楽大学作曲学科首席卒業。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修了・義塾長賞受賞。ISCM、ICMC、国立劇場作曲コンクール第一位/文化庁舞台芸術創作奨励特別賞、上毛音楽賞等受賞。JAXA、Yo-Yo MA、坂本龍一、田中泯らに招聘され、正倉院復元楽器からマルチメディアアートに至る創作・演奏を通じ多彩な活動を展開。星筐の会、Breathing Media Arts 主宰。前国立劇場雅楽声明専門委員会主査。雅楽演奏団体伶楽舎として高崎芸術劇場開館記念公演に出演。
[HP]https://shoroom.com/
星筐の会(ほしがたみのかい)
東野珠実主宰・星筐の会は、「心の筐(かたみ)に星をあつめて」をコンセプトに、日本におい て千年を超えて現存する古代楽器や雅楽の普遍的魅力を探求し、未来の古典を創造するとり くみを行なう。2015年よりコンサートシリーズを開始し、六本木21-21DESIGN SIGHTに おける自主公演「循環する四季の庭」 はじめ、国立科学技術館、高崎音楽祭、種子島宇宙芸 術祭、東京芸術劇場 Born Creative Festival 等からの招聘のほか、ブルガリアンヴォイス・ アンジェリーテ、藤倉大とのコラボレーションなど、多様な構成・編成でジャンルを超えたダ イナミックな表現活動を展開中。
[HP]https://hoshigatami.com/