50年以上にわたりブラジル音楽を牽引する、巨匠ジルベルト・ジルの貴重な来日公演。60年代盟友カエターノ・ヴェローゾと共にトロピカリズモ運動の中心的な役割を担うなどキャリアを通じて常に先進的な活動を続け、近年も2枚連続で大傑作アルバムをリリースするなど、82歳を迎えた今も進化を続けるジルのファミリー・バンドによる貴重なコンサート。
日時 | 2024年9月29日(日) 午後6時 開演(午後5時 開場) |
---|---|
会場 | 高崎芸術劇場 大劇場 |
出演 | ジルベルト・ジル (vo,g)、ベン・ジル (vo,g,b)、ジョゼ・ジル (vo,dr)、ジョアン・ジル (vo,g,b)、フロール・ジル (vo,key) |
チケット | [S席] 8,000円 [A席] 6,000円(全席指定) 一般発売 7月18日(木) 午前10時 *高崎芸術劇場チケットセンターでの電話受付(☎321-3900)は7月19日(金) 午前10時~、同センターと市文化施設の窓口は7月20日(土) 10時~(19日に完売した場合は窓口での販売はありません) *未就学児は入場できません |
プレイガイド |
|
お問合せ | 高崎音楽祭事務局 TEL: 027-322-9195 |
ジルベルト・ジル
1942年、ブラジルのバイーア州生まれ。現在までに60枚以上のアルバムを発表し累計400万枚を超えるセールスを記録、グラミー賞を9つ受賞している。 60年代にカエターノ・ヴェローゾとポップ・カルチャーのムーヴメント「トロピカリズモ」を展開。その先鋭性ゆえに当時の軍事政権に睨まれカエターノと共に約2年半ロンドンに亡命した。そこでロックやR&Bに触れ音楽の幅を広げる。 2002年ブラジルの文化大臣に就任。ユネスコ平和芸術家(1999年)、国際連合食糧農業機関(FAO)大使、フランスのレジオンドヌール勲章(2005年)、スウェーデンのポーラー音楽賞(2005年)など多くの国で勲章や賞を受賞している。 歳を重ねても衰えを知らず、老いと無縁の創造意欲を発揮した2018年のリーダー作『OK OK OK』は、今世紀のジルの最高傑作の呼び声も高い。 2021年「ブラジル文学アカデミー」の永久会員に現役の音楽家として初めて選出され、今年4月にはブラジルの郵便局がジルの肖像を切手にして発行するなど社会的な評価も目覚ましい。