生涯現役プレイヤーをうたうジャズ界のレジェンド・渡辺貞夫。今回は、高崎芸術劇場芸術監督の大友直人率いる群馬交響楽団と共演します。迫力あるオーケストラサウンドと渡辺さんの円熟した演奏をお楽しみください。
日時 | 2024年10月3日(木) 午後7時 開演(午後6時 開場) |
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会場 | 高崎芸術劇場 大劇場 |
出演 | 渡辺貞夫(アルトサックス)、大友直人(指揮)、群馬交響楽団(管弦楽) |
チケット | [S席] 8,000円 [A席] 7,000円(全席指定) 一般発売 8月15日(木) 午前10時 *高崎芸術劇場チケットセンターでの電話受付(☎321-3900)は8月16日(金) 午前10時~、同センターと市文化施設の窓口は8月17日(土) 10時~ (16日に完売した場合は窓口での販売はありません) *未就学児は入場できません |
プレイガイド |
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お問合せ | 高崎音楽祭事務局 TEL: 027-322-9195 |
渡辺貞夫
1933年宇都宮生まれ。高校卒業後に上京、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドに参加。バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍。 2005年“愛知万博”では政府出展事業総合監督として世界中から集まった400人の子供達と歌とリズムで共演。2016年オバマ前米大統領夫妻がホストとなりホワイトハウスで開催された「International Jazz Day 2016」に日本を代表して参加。 2021年、サントリーホールでの自身の70周年記念コンサート「JAZZ & BOSSA with STRINGS」を収録した「ジャズ&ボッサ~ライブ・アット・サントリーホール」をリリース。2024年には7年ぶりのスタジオ録音となるバラードアルバム『PEACE』を発表。国内のみならず、海外に於いても精力的に演奏活動を行う生涯現役プレイヤーのその姿は、世界中の老若男女に勇気と感動を与えている。
大友直人
桐朋学園大学在学中にNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、日本の音楽界をリードし続けている。 これまでに日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在は東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督。 東京文化会館の初代音楽監督として東京音楽コンクールの基盤を築いたほか、海外オーケストラからも度々招かれており、ハワイ交響楽団には20年以上にわたり定期的に招かれている。 大阪芸術大学教授、東邦音楽大学特任教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。
群馬交響楽団
1945年戦後の荒廃の中で文化を通した復興を目指して創立 、1955年「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開され、全国的に注目を集めた。1947年から始めた移動音楽教室は、2023年度までに延べ650万人を超える児童・生徒が鑑賞した。また2019年9月開館の「高崎芸術劇場」に活動拠点を移し、2023年4月に就任した飯森範親常任指揮者のもと、さらなる演奏活動の飛躍・向上を目指し、2024年に定期演奏会第600回、2025年に創立80周年を迎える。
小野塚晃
1967年生まれ。18歳の時にプロとして活動を始め、数多くのアーティスト達のレコーディングに参加。その力強さと優しさを兼ね備えたプレイは、アーティストからの大きな信頼を得る。1992年には「DIMENSION」を結成し、これまでに30枚のアルバムをリリースし国内外のライヴ活動などを行ってきたが2020年に脱退。 1995年から渡辺貞夫グループに参加し、現在ではグループの要となる存在である。2019年8月に4枚目のソロアルバム「天空の楽園」をリリース。多方面のミュージシャンと精力的なLIVE活動を行なう傍ら、自己のピアノトリオで自身の音楽を追究している。
養父貴
1969年生まれ。1988年バークリー音楽大学へ入学、ギターと作・編曲を学ぶ。帰国後は主にジャズ・フュージョン系のバンドに参加し、アルバムをリリース。現在は多くのアーティストのレコーディングやツアーに参加、ジャンルの垣根を越えた幅広い活動を行っている。2005年には初のソロ・アルバム ”FEELIN´RIGHT” を発表。インストラクターとして後進の指導も行っている。2009年から渡辺貞夫グループのメンバーとして国内外のツアーに参加。
三嶋大輝
1991年静岡県藤枝市生まれ。高校在学中に、同級生とバンドを組むためにエレキベースを始める。専修大学への進学をきっかけに、ジャズ研究会に入部し、ウッドベースを弾きはじめる。 現在は、自身のバンドやベースソロライブの他、竹村一哲カルテット、浅利史花カルテット、シンガーソングライター小野雄大や松木美定のサポートなど、様々なアーティストとのライブやレコーディングなどで活躍している。
竹村一哲
1989年札幌市生まれ。9歳からYAMAHAにてドラムを大山淳氏に師事する。 2005年、中学卒業と同時にプロとして活動を開始する。2006年、石田幹雄トリオで「横濱 JAZZ PROMENADE 2006」ジャズ・コンペティションに出場し、グランプリ賞と市民賞をダブルで受賞し、同トリオでCDを発売する。現在は東京に拠点を移し、幅広い音楽性のミュージシャンらと共演する。2010年渡辺貞夫のツアーに初参加。2019年3月には日米混合編成による「SADAO WATANABE QUARTET」のメンバーとしてブルーノート・ニューヨークに出演する。同年、竹村一哲カルテットを結成し活動をスタート。2021年7月に初リーダーアルバム「村雨」を発表。これからの活躍がますます期待されるドラマー。
村田陽一
91年ファーストソロアルバムを発表以降、定期的にアルバムをリリース。現在、独りでおこなうソロパフォーマンスから村田陽一Big BandやSolid Brassなどの大編成まで様々な形態でソロライブ活動を行なう。作編曲にも定評がありジャズ以外のフィールドでも椎名林檎をはじめ様々なポップス・アーティストの作品を手掛ける。1995年より渡辺貞夫のラージアンサンブルでは殆どの楽曲の編曲、コンサートマスターを務め、本コンサートでのオーケストレーションも担当。