ごあいさつ
ジャンルも世代も越えて、音楽が行き交う街へ。
1990年に始まった高崎音楽祭は、地域の皆様に支えられながら歩みを重ね、今年で第37回を迎えます。
「音楽のある街 高崎」という言葉とともに育ってきたこの音楽祭は、クラシック、ジャズ、ポップス、伝統音楽、ワールドミュージックなど、さまざまな音楽が出会い、響き合う場として歴史を重ねてきました。
昨年は、その姿を「音楽の交差点」と表現しました。
異なるジャンルの音楽が交わる。
世代を越えて、それぞれの聴き手が新しい音楽に出会う。
初めて触れる音楽に心を動かされ、長く親しんできた音楽を改めて深く味わう。
高崎音楽祭が大切にしてきたのは、そうした多様な出会いの場をつくることです。第37回となる今年も、この考え方を大切にしながら、幅広いプログラムをお届けします。
オープニングを飾るのは、高崎を本拠地とする群馬交響楽団による無料公募招待公演です。多くの皆様に、オーケストラの豊かな響きを楽しんでいただきたいと思います。
「0歳から親子で楽しむ初めてのオーケストラ 高崎こどもコンサート」では、子どもたちが初めて生の音楽に触れる機会をつくります。家族の皆様にとっても、心に残る時間になることを願っています。
クラシックの注目公演として、国内外で注目を集めるピアニスト・角野隼斗が、ユッカ=ペッカ・サラステ指揮のヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団と公演を開催します。
荘村清志による武満徹没後30年企画、ヨハネス・モーザーと菊池洋子によるデュオ・リサイタルなど、楽器の響きやアンサンブルをじっくりと味わえる公演は、音楽ホールで開催します。
スタジオシアターを彩るのは、シシド・カフカ、Chage、山口智充が出演する「高崎ゴールデンナイトショー」をはじめ、チャラン・ポ・ランタン、TESTSET、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、UAなど、ジャンルの枠にとらわれない個性豊かな音楽をお届けします。
世代を越えて親しまれてきた歌を届けるのは、前川清です。大劇場で開催する「前川清コンサート2026 My Story」では、長いキャリアの中で歌い継いできた名曲の数々をお楽しみいただきます。
今回発表するのは、第37回高崎音楽祭の第一弾となる13公演です。高崎音楽祭を長年楽しみにしてくださっている皆様には、お待ちいただいている公演もあると思います。音楽祭を彩ってきた看板企画を含む追加ラインナップは、次回以降の発表で順次お知らせします。もう少しだけ、楽しみにお待ちください。
ジャンルも世代も越えて、さまざまな音楽が行き交う。
その一つひとつが、高崎という街の文化として静かに根づいていく。
今年の秋も、多くの皆様に高崎芸術劇場へ足を運んでいただき、高崎ならではの音楽との出会いを楽しんでいただければ幸いです。
高崎音楽祭委員会


