高崎音楽祭2010 公演概要

今年も多彩なコンサートを開催
 今年のメインコンサートは日本歌謡界を代表する歌姫 岩崎宏美と群馬交響楽団の初共演で開催する「岩崎宏美with群馬交響楽団シンフォニックコンサート-プラハからの贈り物-」。今年は高崎市とチェコ・プルゼニ市の姉妹都市提携20周年。親善大使を務め、今年11月にはドボルジャークホールにてデビュー35周年記念公演を控えるチェコに縁の深い岩崎宏美とプラハでの演奏経験もある群馬交響楽団のシンフォニーでプラハの風をお届けします。又、今春、クラシックファンの間で大きな話題となった群馬交響楽団コンサートマスターに最年少の24歳で就任した水谷晃のソロコンサートを高崎で初めて開催します。
 そして“Takasaki Jazz”。高崎音楽祭ではこれまでも、音楽ファンに幅広く愛されているジャズを様々なスタイルで取り上げ、コンサートを開催してきました。今年は3公演を「Takasaki Jazz」と冠して開催。高崎にいながら、多彩な“ジャズ”をお楽しみいただけます。まずは「山中千尋ピアノトリオ」。群馬県桐生市出身で、世界各地で公演を行うジャズピアニスト山中千尋がトリオを率いて高崎音楽祭初登場。そして「菊池成孔とペペ・トルメント・アスカラール」。ジャズ、ポップス、前衛音楽、クラブミュージック、アイドル歌謡、アニメ音楽まで多くのジャンルで活動している鬼才 菊池成孔が11人編成の“オーケストラ”を率いてライブを行います。最後に高崎音楽祭で誕生した、御存知「熱帯ジャズ楽団」。今回は7人編成のスペシャルコンボとして熱いラテンジャズを披露します。
 そのほか、昨年、大好評だった「LOVE&LIVE」を今年も開催します。R&B、ラップ、ヒップホップなど10代から20代の若者に人気のミュージシャンが高崎に多数集結し、熱いステージを繰り広げます。

高崎駅西口ステージで“まちなかライブ”を開催
 高崎音楽祭2010では10月16日から31日まで、高崎駅前の駐車場に特設ステージ「プレミアムステージ」を設置します。約300人の観衆を集める野外ステージでは、週末を中心に高崎音楽祭まちなかライブやイベントを開催。熱帯ジャズ楽団スペシャルコンボのライブを行うほか、アカペラ、ジャズ、ロック、フォークなどのアマチュアミュージシャンも出演します。今年10月には、高崎音楽祭のほかにも、花路花通り2010、高崎商都博覧会といった事業が市街地で行われます。これらとも連動し、“まちなか”を音楽で彩っていきます。

高崎アートインキュベーション推進会議との連動
 高崎アートインキュベーション推進会議との共催事業として、毎年、春に行っている「うたイストオーディション」を高崎音楽祭期間中に開催します。又、翌日にはオーディションの審査員を務める高崎出身の音楽プロデューサーらによるトークイベントも開催。若い才能を発掘し、高崎からのアーティスト輩出を目指すアートインキュベーション推進会議の活動主旨に賛同し、宣伝活動や実施運営の相互協力を図っていきます。